選ぶ

QQblog2007-02-20

この本を買いたくなる。
ただいま全米の図書館員がいきりたって数々の学校の図書館で禁書にしようとしている本だ。九歳から十二歳までの児童向けの本のトップNewbery メダルを授かったばかりの本だ。
「陰嚢」という言葉を使ったばかりにこの騒ぎだ。


第一章のはじめっから犬がガラガラヘビに陰嚢を噛まれた、という話を主人公が又聞きする。

“Scrotum sounded to Lucky like something green that comes up when you have the flu and cough too much,” the book continues. “It sounded medical and secret, but also important.”

となんとも当たり障りのない話ではないか。(本を読まなければ確かではないが)

体の一部である、それも見える部分である言葉まで検閲して、子供をどのように保護するつもりなのだろう?

変な選択もあるものだ。