古書と熱帯雨林

QQblog2008-01-09

あけましておめでとうございます。
ちょうど、人が言う「自分探し」に出かけた頃に投稿が途切れていたのですね。


その過程で、エクアドルで人類学者・アクティビストに会いました。政府が国の熱帯雨林を保護するどころか、お金になる話があると、簡単に商談にのってしまうらしい。例えば、インディオ達が原油や鉱石を求めて来る多国籍大企業とあちらこちらでと戦っているようです。実際に、一度道が通ると、野生動物が激減するのは、旅行をしていても感じる事です。でこれに対して、個人で土地を買い、生態系の多様性(biodiversity)を再生させようという運動があるそうです。

で、これがどのように古書と繋がっているか?と言うと、この方が古書を売って、山を買いたいそうなのです。

“Histoire el Description Generale Du Japon” Par le Pére de Charlevoix, de la Compagnie de Jesús. “Avec Approbation et privilége du Roi” 1736 Edition originale.

フランスの宣教師が書いた見聞録です。長崎がNangasaki、江戸がYedoだったりします。イラストというか、挿絵もあります。残念な事に全九巻ある中、一巻目が無いそうなのですが、肝心なデータのある二巻から九巻はあるそうです。国際日本文化研究センター所持しているようです。その他にもLes Miserablesの第三出版 1863年があるそうです。

古書・洋書・rare booksのプライベート・コレクターで、社会貢献したい人、この古書の内容に興味がある人など居ないかしら?