からだ

QQblog2005-08-09

脳を研究している人の本を読んでる。Antonio Damasio先生の"Looking for Spinoza: Joy, Sorry, and the Feeling Brain"。まだ読み終わっていないけど、すっごく面白い。気持ち(feeling)と感情(emotion)を分けている。簡単に言うと、感情になる体の状態は脳に写像されていて、脳がその状態になると、そういう気持ち・気分になってくるというもの。
感情→気持ちだって。
感情が×になったら気持ちも×。でも、気持ちを表せなく(×)なっても、感情は○。
えっ?何?と思った、私も。だから解りやすい例。
パーキンソン患者の一人の治療のために実験的に電流刺激をあたえていたら、ある位置を刺激するとあれよあれよ、目を伏せて、顔も伏せて、泣き出すんだとな(感情・emotion)。そうしてちょっとすると、「体が落ちて行く感じがする・・・生きたくない、・・・全てが無意味だ、自分にも意味が見いだせない・・・」って言うんだって(気持ち・feeling)。
これはスイッチみたいにオン・オフできるそうな。笑い・幸せもそうだって。


体と頭は本当に繋がっているんだな〜。ニコニコしていたら、幸せな気持ちでいっぱいになるのかな。ふむふむ。もっと読んだら書くね。